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セッション9のぱのレビュー・感想・評価

セッション9(2001年製作の映画)
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映画は嘘をつく。情報は常に一方的で裏が取れない。にも関わらず、さもリンクしてるかのようにホラーは形作られていく。電話の相手、噂話、ボイスオーバー、セッションの行く末、回想。

「シャイニング」パターンかと思うと弱い。面白がるとすればそこではない気がする。願わくば真相として与えられるものが嘘であってほしい。映画によって魔が刺された犠牲者として、ハリボテの狂気として独り歩きしてほしい。
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