牢獄処刑人のkinakoのレビュー・感想・評価

囚人が警官の手引きで一時的に出獄して、暗殺をしていたという実話を映画化。暗殺者と弟子を中心にしたのと、暗殺犯を捕まえるべく捜査をしている刑事達の話と、二つの話を並行して描いている。暗殺を依頼していたのが、政治家で、警察内部は汚職にまみれているという恐ろしい実態。「キナタイ」もそうだったけど、フィリピンの警察はまともな人が働けない環境である。告発をしようものなら、降格されることもある。なんて修羅の国・・。煽り文句が嘘とは言えないね・・。