この主人公すごく好き！
クズで頭足りてなくて超ビッチでわがままで最高に自己中。
このスタンスを最後まで貫いていくので楽しかった。
話の内容というか正直そんなに面白いとは感じなかった。どのシーンもなんか足りない感覚で中途半端に見える。
普遍的な話という訳ではないが、圧倒的に障害不足に感じた。最初から堕落していたので何をしてもステップアップするだけで、ホープのやっていた事に関してはそんなに凄いとも思えなかった。最後も何もないというか苦いというかハッキリとした終わりでは無かったし…
コーチしてるシーンもそんなにたくさんある訳ではなく、もう少し体操にスポット当てた方が最後の裏切りも際立つと思ったんだけどなぁ…
とりあえずカタルシスはほぼ感じず、ずっとホープの怠惰なコーチ（仮）生活を垂れ流してるだけだった。
それでも偶に映るクールな二画面三画面の構図やぶっとびSEXでそこそこ見れた。
個人的にこの映画を気に入ったのは断然ホープというキャラクターがいるから。
こんなに見ていてクスクスできるキャラクターは中々稀だと思った。
まずもちろん可愛いのとポニーテールのマッチ加減が素晴らしかった！正確な歳は分からないけど、すこし幼くみえる風貌とキツイ性格のギャップがグッとくる！服装もいい！ホープも言っていたが、あの服がホープの象徴となっていて、楽に他と差別化出来るのと身体を覆ったぶかっとした服装がかわいい。それに実際物凄く嫌な性格だが街を汚すのを嫌うのと町の人には何気に優しいので、実はいい奴なのか？と100パー嫌いになれないあの感じがもうズルイ。
本当に最後の最後まで性格のブレないホープをどんどん好きになっていった！ものすごくクズだけどね！
棒読みで手紙を読み上げるホープとかもいい演出だったなぁ。
また見たくなるキャラ！
