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沈黙ーサイレンスーのamethystのレビュー・感想・評価

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
2.9
非常によくできた映画だと思う。
主人公ロドリゴが司祭としてキリスト教の教えを信じる気持ちと、自分や信徒がどれだけ苦しんでも何も応えてもらえないやるせなさから信仰心を失いそうになる気持ちの中で、揺れ動く様子が的確に描かれている。
そしてキチジローに対する彼の気持ちも…

原作より先のことも映画では描かれていて、ラストシーンがとても良かった。そして波の音が流れるエンドロールも。

遠藤周作の原作は中学生の時に読んで(読まされて)、あんまりいい記憶がなかったのだけど、読み直してみようかと思った。
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