観るにはおそらくしんどいだろう…と棚上げにしていた。(実は放映などで何度か流し観ていたことも…でも薄目だった)
今回、先に(やっと)原作を読む機会があり、なるほどこの視点から物語を紡ぐのか…と考え…
本作は2021年上映ならばアカデミー賞作品賞受賞間違いないでしょう。最初視聴した時は素晴らしすぎて、暫く日常生活機能不全、他のことが出来なくなるほどだった。確かに真面目過ぎて、痛ましすぎるが、本作は…
>>続きを読むあなた方が我々の糧なのです……
マーティン・スコセッシ監督 2015年製作
主演アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン
勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
…
重い。
ただひたすらに重いストーリーだった。
重厚なんてものじゃない。
1度見たら二度と忘れる事は出来ないであろう、
胸のいちばん奥深いところにまで
届きそうなとにかく重い作品だった。。
舞台は…
タイトルの"沈黙"は
迫害されるキリシタンの苦痛や求めに対する
神の沈黙を意味しているんですが。
観賞後に残るのも、沈黙。
現在、世界人口の約33%、
つまり、3人に1人がクリスチャンです。
…
遠藤周作、マーティンスコセッシと言う組み合わせに正装をし正座をして挑む心構えの中、緊張感とはうらはらに映画は淡々と始まった。
テーマがテーマだけにどのような表現法を取るのか、宗教と言うテーマの中それ…
このレビューはネタバレを含みます
まず言いたいのは、本作は"絶対に観るべき作品"ではないでしょうかね。
歴史の授業で"隠れキリシタン"の事は習いましたが、時代背景などがイメージ出来なかった事もあり、深い知識はありませんでした。悪く言…
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
遠藤周作の「沈黙」をマーティン・スコセッシ監督が映画化。幕府によるキリシタン弾圧下の日本。棄教したとされる宣教師・フェレイラを追い長崎に潜入した弟子のロドリ…
このレビューはネタバレを含みます
自らもクリスチャンだった遠藤周作が、どんなにに苦しみながら書いたのだろうと想像しながら読んだ。
原作も読んだので、文字と映像が補完し合いながら自分の中でひとつにまとまった。日本の農民の貧しさがこれで…
江戸時代、師であるフェレイラ神父が日本での布教中イエズス会を棄教したという噂を聞いた2人の弟子が確かめるため日本へとやってきて、踏み絵時代の日本での布教という困難を前に自分の内面と闘う話。弟子の1人…
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