このレビューはネタバレを含みます
幼少期の体験は人格形成に大きな影響を与える。
本作ではその体験、トラウマが
その後の人生を変えてしまうほど
深い傷となってふたりを苦しめていた。
設定が設定なだけに
終始重苦しく、暗い雰囲気が続…
歪んだ世界に生きる人たちの話。
幼少期に見た感じた物が、大人になって行くに当たって、増大していく。
拒否の反応、自己肯定の正当化、人格形成において重要な時に正される事なく成人になり、葛藤していく…
暴行事件を幼少期に目撃したとき、被害者と加害者のどちらに感情移入してトラウマになるのか、そのことによる苦悶を描いた作品。演出は粗い。時系列がぐちゃぐちゃになったり想像と現実が錯綜するような脚本自体に…
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