ユカリーヌ

マダム・マロリーと魔法のスパイスのユカリーヌのレビュー・感想・評価

4.0
【過去に観た映画】2014.11.17

南フランスの美しい景色で
繰り広げられる人間ドラマ。
料理を通して、
人が変わっていくお話。

名門フレンチレストランと庶民派インド料理対決。
敵対している文化と料理が、人の想いとともに融合している
さまが温かく、おもしろく描かれている。
そして、ラブストーリーも進行していて、最後は嬉し涙を流してしまう。

ベストセラー小説の映画化だからか、登場人物の配置と展開が上手く、無駄がない。

製作にはスティーヴン・スピルバーグ!
キャスティングに加わり、毎日の撮影にコメントし、
脚本にもアイデアを出したとか。
脚本のユーモアセンスもいいなあ。

料理モノってちまちましがちだけど、シチュエーションも素晴らしく、ビジュアルもとてもいい感じ。
料理モノでも今までにない映し方かも。

マダムとパパの中年男女もおもしろいし、
若い二人は美しすぎるし、カッコイイ!
まさにスパイスの効いたラブストーリー。


映画を観終わると、フレンチが食べたくなるけど、
グランフロント大阪の「CANTE GRANDE」で
映画公開記念タイアップメニューのカレーを食べる。
ユカリーヌ

ユカリーヌ