りょーこ

マダム・マロリーと魔法のスパイスのりょーこのレビュー・感想・評価

3.5
インドから家族とフランスにやって来た青年がミシュラン星を獲得するシェフになっていくお料理ヒューマンドラマ

インド料理のスパイスってイイですよねぇ~
ただ辛いだけじゃない、後から香ってきたり、いつまでも残ったり♪

フランス人はインド料理なんて食べない!と言われていたのに、どんどんファンが増えていくのも良かったなぁ~

料理よりドラマパートが多いので、もう少し調理風景やお皿を映した飯テロ作品にして欲しかった、とは思いますw

途中登場する液体窒素やらエスプーマやらには微塵も興味ないけど(笑)
凝ってるだけで全く美味しそうに見えんし!
っていうか、足りんわ!!



インドでレストランを開いていたハッサン一家。

が、色々あって、フランスの片田舎へとやって来た。

そこには、マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)が仕切る老舗フレンチレストランが。
ミシュラン星も1つ獲得している。

その目の前でインド料理屋を始めることにしたハッサンたちは、当然ながらライバルとなり、嫌がらせも受けるように。

しかし、いがみ合いつつも互いの料理や文化を認められるようになり……



マロリーの所の副シェフが若い頃のウィノナ・ライダーみたいで可愛かった(*‘ω‘ *)

ミシュランが全て、神様、というフランス料理の真向かいで、家族と国の伝統を受け継いできたインド料理を始める!

ハッサンの父親がめちゃんこ頑固で、マロリーに対抗心ムキムキw
よろしい、ならば戦争だ。なテンションでドキドキしたww

が、マロリーも負けじとひっどいキツさ(笑)

そんな彼らが段々と溝を埋めていく過程は心地好かったです♪

やっぱり星には拘るけれど、本当に美味しいモノ作りたいモノを食べて欲しいヒトに提供する、という初心に返る展開のほっこり良作でした☆
りょーこ

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