そして誰もいなくなった(@A.クリスティ)が原作と言う触れ込みを見たら、ミステリスキーとしてはもちろん看過できません。
「そし誰系って事は、みんな死ぬのね!つまり無敵の男シュワちゃんも死ぬのね何それ新しいわ!」
と、意気揚々と本作を鑑賞。
結果:そして誰もいなくなった訳ではなかった(最終的には…だけどゴニョゴニョ
うーん…これはどう評価すればいいんでしょう…汗。
シュワちゃん率いる特捜チームが、麻薬組織を壊滅させた際に大金をこっそり頂いたはいいものの、隠しておいた大金がまるっと無くなっててサア大変!
その上、チームのメンバーが次々殺されていってアラ大変!!
な、ストーリー(ざっくり)。
このチームメンバーの殺害描写がかなり残酷です!
迸る鮮血!
飛び出しまくる肉塊や内臓!!
情け容赦ない死体損壊!!!
非常にグロテスクですが、もちろんクリスティ作品にありがちな見立て殺人というわけではありません!!←
そして肝心の犯人当ても!
全然!捻りがありません!!←
だがしかしです。
シュワちゃんの出演する映画に、私達はそもそも頭を使う内容を求めているでしょうか?
針と糸や時刻表を使うようなトリックなんて、シュワちゃんが出る画面で使われてもいいのでしょうか??
そんなのシュワムービーじゃありません!
というわけで、今作はこれでいいのです!
シュワちゃん以外の生き残ってるヤツが犯人でいいのです!
ポジショニングがよく分からないヒロインや、
取って付けたようなラストの銃撃戦や、
もっと言ってしまえば、あまりに動きが貫禄ありすぎて「もう何回死んでんのよ」と突っ込まざるを得ないシュワちゃんも、何も問題ではないのです!
シュワちゃんが、シュワちゃんたる所以が今作にはあります!!
嘘ですごめんなさい、そんなにシュワちゃん作品観てないです。勢いです。
以上!!