このレビューはネタバレを含みます
麻薬組織に家族を殺された主人公が仇の情報を得るため、捜査チームで金を横領、その後全ての隊員を破壊工作(サボタージュ)した後に復讐を成し遂げる話
地上波をリアルタイムしたのでゆったりと見られた。
最後の最後まで犯人は確定しなかったが、ミスリードという点で、麻薬組織や主人公達の上司は描写が少なく自然と外れてしまい、チーム内でも金を総取りするという動機が薬物中毒のリジー位しか描かれていないため、サボタージュという表題からも主人公だろうと予測できてしまった。
金が必要なら横領後の取り調べ後にそのままメキシコに飛べば良かった話なので、わざわざ隊員を惨殺する理由はよくわからなかった(チームを壊滅させて仇を油断させるため?)
ストーリーに荒は目立つが、全体のセリフ回しとシュワルツェネッガーのどっしり構えた姿、頭が悪くステレオタイプに描かれた黒人など昔の金曜ロードショーで流れていた作品のような懐かしさを感じる映画だった。