暴力はいつも扉の奥で行われている映画。
オープニングで幼い娘が自殺する場面から始まり、家族は彼女の喪失により喪に服してる雰囲気かと思いきや、それがだんだんと不穏な空気であることに観客は気づくことだろう。
そしてラスト30分、観客は胸糞の極致を目撃する。
あの家族の暴力的な空気をいち早く感じとれなかった自分は、家庭訪問するも問題を見抜けなかった福祉局と同じ間抜け野郎だ。
最後は、まあそうなるだろうとおもったし、やるなら母親しかいないとおもった。
願わくば、扉が閉まった密室で彼女たちの暴力が始まりませんように🙏