オタール・イオセリアーニ監督の最新作。
劇場公開を見逃してしまったものの、やはりエッジの効いたイオセリアーニ節は健在でした!
フランス革命で市民たちに処される男爵。
監督の祖国グルジア(現ジョージ…
前に誰かが「本は4割(いや、6割だったかな)理解出来れば良い本」と言っていたのを思い出した。
なんとなく、そんな映画な感じがして。
わたしはとても好きです、この映画。
人も一緒で、「4割、6割理解…
まさかイオセリアーニの新作がここまでブラックでありながらヒューマニズムに富んだ傑作になっていたとは思わなかった
この映画はブニュエルのいくつかの作品みたいに皮肉に満ちたものとなっていたが、冒頭の中…
革命的。挑発的でいて滑稽的。演劇的で舞踏的だが、何より既成の音楽だけでなく、動物の鳴き声や街の雑踏まで、そのありとあらゆる音の使い方からして音楽的。いやそんな言葉を遥かに超えたところに屹立する、ある…
>>続きを読むギロチンで首を切り落としても血が全く出ないし、戦場の場面でも人は死んでも血はほとんど流れない。にも関わらずなんと過激な映画なんだろう。
何本かイオセリアーニを観たことがあるので今さら驚かないが、や…
良かった。いつもより酒飲みシーンが少なかったような気がする。(←気のせいだった) 次々と登場人物の後ろをくっついて歩いてって映画が進む感じはいつ見てもホッとする。戦場での行為は辛辣なのだけど描写が何…
>>続きを読む©Pastorale Productions- Studio 99