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皆さま、ごきげんようのrebのレビュー・感想・評価

皆さま、ごきげんよう(2015年製作の映画)
3.0
フランス革命の斬首、戦争の略奪、現代のパリの強盗団やホームレスへの差別など、描いているのはかなり酷いことなのだけど、血も流れず、日常の何気ない風景のようにそれらは淡々と流れていく。
犯罪は無くなることはないが、人々の営みは飄々と続けられていく。それをシュールというのか反骨というのか?
初イオセリアーニだったが、本作は監督の集大成とのこと。他の作品を観ていないので何とも言えないが、やっぱりもうちょっと温度の高い作品のほうが好きかも。
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