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パパが遺した物語の海のネタバレレビュー・内容・結末

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

過去と現在を行ったりきたりで、もちろんそれで入り込めない〜ってのもわかるんだけど、もし過去と現在の物語を時系列順に繋げた構成(過去の色々→現在の色々)にしたら、「現在のケイティのこの表情やこの言葉は過去のああいった経験があったから」というのが、受け手からすると曖昧になる。「ん?過去に色々あったけど、どの経験がこの表情をさせてるんだ?」ってなる。映画だって観てる間に忘れることはあるし、一回で全てのカットを覚えられるわけじゃないし。
だから、その点で言うと行ったり来たりの構成ではあるけれどしっかり受け手には登場人物の心情を上手く読み取れるように作られてると思う。
それに、過去パートのバッドエンド(ジェイクの死)と現在パートのハッピーエンド(ケイティの復縁)の2つを最後に同時に見せることで、感動を大きくさせてる。もし時系列順の構成だったらおそらくもっとつまらない終わり方になってたと思う。
だから制作側はよくやったと思いますけどね…

長文疲れた
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