マルケス

パパが遺した物語のマルケスのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
3.0
最愛のパパと過ごした子ども時代と、成長しカウンセラーとして傷ついた少女と向き合う現在。ケイティの2つの時間軸が同時進行する。
“愛する人の喪失感”を抱えたまま大人になったケイティ。寂しげな一面を見るにつけ、パパのジェイクはどうなったのか不安に思いながらの鑑賞。

あの渋声で「ポテトチップ」と呼んで抱きしめるラッセル・クロウ、嫌いじゃないなあ。ラッセル本人にもダメ男の部分があるから違和感もなく。8歳のケイティを演じたカイリーちゃんが天使。

ジェイクとケイティが「Close to you」を歌うシーンが良かった。自分はこんなに子どもを慈しんで育てたかな、あなたが大切だよと伝えたかな。つい我が身を振り返って反省してしまった。
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