キャスト目当てで見てみました。
過去と現在の物語を交互に見せる演出。
これが正直うまくいってるとは思いませんでした。
父親からの愛情はこれでもかというほど
感じるのですが、
その愛をなぜケイティが失ったのか。
それが現代のケイティにどう影響したのか。
ケイティを父親から引き取って養女にしようと
躍起になる伯母さんが
成長過程でなんかやったのか。
序盤の事故で両親が言い合いしたことも
なんか関係あるのか。
結局は恋して、でも寂しさから裏切ったりするし
なんで前を向く気になったのか。
心理描写のつながりが非常に薄く感じ
ただ過去を流しただけ、現在を流しただけと
行った雰囲気です。
キーアイテムになりそうだった遺作
「父と娘」もほとんど触れられてないし。
悲劇の空気を纏いながらもいいパパであるラッセル・クロウ、
傷ついた美しい女性のアマンダ・セイフライド
普通に優しくていい恋人なアーロン・ポールを
見られてよかったかな。
ハズレとまでは言わないですけど
薄味です。