NAKAYAMAN

パパが遺した物語のNAKAYAMANのレビュー・感想・評価

パパが遺した物語(2015年製作の映画)
3.6
試写会
愛する者を失った喪失感から、男と交わることでしか心の隙間を埋められなくなってしまった主人公。
ある日、父の遺作に導かれて一人の男と出会う。
果たして彼女は再び人を愛せるようになるのか。
主演アマンダセイフライド、主人公の父役にラッセルクロウ。

「親娘」「娘と男」以外の人間関係にも幾つかドラマが展開されるのだが、その掘り下げ方が全て中途半端で、あまりスッキリ観終えることができなかった。
飽きない程度には面白いし、子役が可愛くて癒されはするが落涙には至らず。

セックス中毒の主人公が軽い濡れ場を連発するため、隣に座っていたお母さんは娘(子供時代の主人公と恐らく同年代)の目を覆うのにかなり忙しかったご様子。
小さいお子さんと観るには向かない内容なので、ポスターとタイトルだけで選ばないよう注意が必要。
そんな親娘のやりとりもまた、微笑ましくはあったのだが。
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