このレビューはネタバレを含みます
正直言わせてもらうと、
自分には全くハマらないタイプの感動モノだった。
ラッセル・クロウが普通のお父さんを演じる事でも話題なってた(笑)本作。
この人、レ・ミゼラブルで歌ったり、キャリア的にも色々と考える時期に来たのかな?と勘ぐってしまうが、まあ、それはいいや。
この映画、
個人的には話の内容的に、もしくは演出的に納得いかない事が多かった。
例えば、
ヒロインの娘
そこ指摘したら元も子もないのは分かってるけど、お前の方がカウンセリング受けるべきだろ。
完全にトラウマから生じるセックス依存だろ。
しかもよりによって彼女が心理学専攻というね、その意味は後述する指摘の部分も相まって意味が殆んど無いし。
裁判の行方
なに、その端折り方…。娘を引き取ろうとした夫婦の旦那が浮気して離婚するから、棄却します、ってお父さん同様唖然。
ルーシーとの交流
本筋に殆んど絡んでこない。ヒロインと境遇を全く同じにしている意味を見出だせない(両親が死別、引き取り手の家族構成が自分と同じなど)
終盤のペースアップ
父親が死んだシーンから、今まで丁寧に親子の交流とか描いていたのに、これ以降の展開が凄い雑。
色々書いたけど、
兎に角終盤もう少し丁寧に描いてくれればまだ良かったんだよ。何で急にあんな雑になっちゃうのかな。。。
個人的にこうして欲しかったという腹案は、
父親倒れる
↓
彼に自分の不安を打ち明ける&喧嘩別れ
浮気はカット
↓
ルーシー里親決まる
ヒロイン、ルーシーに自分の境遇語る
ここで父親の葬儀シーン
↓
バーへ男釣りに行くが(ここからは本編通り)
まあ、あくまで個人的に乗れなかったってだけなんで…。