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肖像のktyのレビュー・感想・評価

肖像(1948年製作の映画)
4.0
昭和23年黒澤明の脚本を木下恵介監督が映画化73分。

戦後3年、自由が丘の一戸建て20万円😮を共同で買い取った二人の不動産屋。
その家には画家の家族が住み込んでいた。

家族を追い出すことを画策した不動産屋、金子を演じる小沢栄太郎とその妾役ミドリの井川邦子が父と娘を偽装して二階に住み込む。

画家の奥さんが、『東京物語』で笠智衆の奥さん役の東山千栄子。その娘の恋人役が佐田啓二。

純朴な家族とふれあうミドリは、肖像画のモデルを頼まれ、いつしか心が揺れ動く。

妾という言葉に最後触れたのは、『サマーウォーズ』の妾の子だった。

妾を囲うとか、令和の時代、非現実的に思えてしまう。

自由が丘は戦災を免れたのか?貴重な映像😊
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