意外な拾いものクライム・サスペンス。
強盗兄妹、出所したばかりの男とその両親、そしてともに警察の親娘。
エリック・バナが珍しく悪役で、必要なら人を殺すことを厭わないシスコン野郎。
妹役にはオリヴィア・ワイルド。
キングアーサーことチャーリー・ハナムは出所したての元八百長ボクサー。
その両親にクリス・クリストファーソンと元キャリーのシシー・スペイセク。
更にチャーリー・ハナムの幼馴染の女性警察官にケイト・マーラ。
その父親で警察署の上司にトリート・ウィリアムズ。
こう見るとかなり豪華キャスト!
オープニングの事故シーンからの流れは期待感を煽る。
逃げる途中でエリック・バナが出会うDV夫とその家族のエピソードが何気に好き。
エリック・バナが放つ「俺を天使と思え」は名言w
そして最初はバラバラな3組が絡み合うラスト。
こういうストーリーが収束していく感じは大好物。
特に最後の晩餐的な食卓を囲むところは緊張感あって目が離せない。
最後は少し尻切れトンボ感があるし、テーマもうすぼんやりしてるけど、サクッと観るにはちょうど良い。
ちなみにスタローン✕カート・ラッセルの映画とは全く関係ないです!