肖像に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『肖像』に投稿された感想・評価

画家の家族を追い出すために、部屋を間借りしたすれっからしの男女が、純粋な画家一家に徐々に心を動かされていく。最後、ミドリは心を入れ替えて生きていくことができるのだろうか?

〈あらすじ〉
ミドリ(井…

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enter

enterの感想・評価

3.6

「帰れない」を、ちゃんと「帰られない」といっている
「変態」という言葉が使われている
原稿(仕上がりの絵)を回収にきた出版社の人のことを「あんな商人の言うことなんて」っていってる。

自由が丘は空襲…

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黒澤明が『野良犬』『酔いどれ天使』と同じテーマを木下恵介のための脚本にすればばこうなる。なんだか主要成分は優しさですのカウリスマキ映画観てる気分。いや無人島に一本だけ持っていくなら『東京物語』と断言…

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脚本黒澤明×監督木下恵介。肖像に描かれる「お嬢さん」と妾として生きる女のギャップ。
かー

かーの感想・評価

4.0

「いいじゃないか母さん、時間なんかどうでもいいさ。時間なんかどうでもいいときがあるんだよ」

「人間興奮すべきときにいくら興奮しても恥ずかしいことはないんだよ」

聡明でできたお父さんだったなぁ。

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極楽蝶

極楽蝶の感想・評価

4.0

戦後、日本が民主国家に向かうための教育的内容を含んだ佳作。
今回は国立映画アーカイブの企画展「脚本家 黒澤明」を見学した後に何を観ようか考えた結果、脚本黒澤明、監督木下恵介のこの作品は観たことがなか…

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koss

kossの感想・評価

3.5

木下恵介×黒澤明の豪華な組み合わせは、黒澤のヒューマニズムが勝ってしまう。画家の肖像画のモデルになることによって、自身の自堕落さに目覚め自立しようとする女。

木下らしさは、画家夫婦の頼りなさ、娘と…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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安く売りに出されている家を改装の上で転売しようとする不動産屋が、出ていこうとしない画家一家を追い出すため2階に妾と共に住み込むが、貧しいながらも純粋で明るい一家と触れ合うことで、妾が自分の生き方を見…

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木下恵介監督作品、黒澤明が脚本なところも注目か
出演者は井川邦子、三宅邦子、三浦光子ら
これが銀幕デビューの桂木洋子はチョイ役

【内容】
格安で売りに出されている家があって小沢栄太郎と藤原釜足が共…

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2021/5/22 V
画家一家を追い出したいがために一緒に住む、なんて恐ろしい展開になると思いきやハートフル。

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