■ 概説
地上げ屋がとある一家を立ち退かせるために巻きこんだひとりの妾。しかし彼女は純朴な一家との交流の中で、自身が考えもしなかった変化を遂げていくことになる。巨匠黒澤明が好敵手に脚本を託したヒュ…
めちゃくちゃ刺さりました…!名作😭
家主の娘を演じる妾の葛藤が素晴らしい!
面倒くさそうに娘を演じながらも絵描きのお父さんとその家族と接する事で少しずつ変化していく心が丁寧に描かれています!
名…
「離れて歩いてよ」と金子に毒づくミドリの洋服姿も、恋人と仲睦まじくするヨウコの浴衣姿も、甲乙つけがたく愛らしい。
「お母さんに買ってもらった着物きてんの。その着物をきると、今でも昔のようにお母さん…
黒澤明らしいヒューマニズム脚本。はすっぱな妾の女が純真な絵描きに肖像画を描いてもらう事になり、絵画の表面的な美しさと現実の汚れた自分のギャップに悩み苦しむ過程が「人間の内なる善と悪」を問いかけるロシ…
>>続きを読む不動産転がしをしようと目論む男とその妾と、貧乏画家一家の共同生活。
なかなか出ていかない貧乏家族と、追い出したい家主の男と妾という対立構造の設定が突飛で興味を惹きつけられる。
流石は黒澤明脚本。…
黒澤明が脚本を手掛け、木下恵介が監督をつとめた作品。
心優しい家族の愛に触れて、自分の生き方やあり方を見つめ直す若い女性ミドリの葛藤を通し、戦後の荒んだ街や人々の心にも一石を投じようという意図を感じ…
舞台は自由が丘。
今もたぶん踏切があるあの辺りだと思う。
資本主義に負けないで、絵描きさん!
境遇に負けないで、みどりさん!
まるで自分が映画の中に入ったような錯覚になるのは、
多分飲み干したビ…