もとよりゾンビ映画と聞いていたので、急な転換に驚きなどは何もない。
とはいえゾンビ映画なのに大したアクションはないし、笑いの面でも随分と滑りがちな場面が多い。
島から逃げ出せないという設定を生かしきれてない脚本も雑だが、個々のキャラも微妙な肉付け。
品川ヒロシの作品っていつまでたっても面白くならないんだけど、この人の監督作に需要がどれだけあるのだろうかと疑問に思う。
一番有り得ないのが感動させようという場面の無駄に押し付ける演出。
ゾンビ映画にそんな感動させようというものを求めてる人がどれだけいるのだろうか。
役者もお笑いと俳優の境界線をもう少しはっきりさせた方がいいと思う。
