週末はミュージカル
今回は「ゴッド・ヘルプ・ザ ・ガール」
最近名前を聞かなくなったエミリー・ブラウニングが主演。
バンド結成を通して少年と少女の成長を綴る甘酸っぱい青春ミュージカル。
ギターポップバンド「ベル・アンド・セバスチャン」のステュアート・マードック監督作。
ミュージシャンならではの感性が瑞々しくミュージカルというよりもMVの連続のような仕上がり。
全編彼の曲で綴られ主演3人のキャラとの相性も良く爽やか、グラスゴーの何気ない街並みもオシャレに映る。
エミリー・ブラウニングのアンニュイな表情が程良い陰となって作品に重みを持たせて好感。
青春の出会いと別れ、一瞬の輝きを際立たせ過ぎて行く儚さが余韻となった。
今の殻を破って次の自分へ向かうことの大切さを語る。
観終わった後の清涼感に清められたような心地良さがあり良かった。
監督 スチュアート・マードック
キャスト
エミリー・ブラウニング
オリー・アレクサンデル
ハンナ・マリー
ピエール・ブーランジェ
コーラ・ビゼット
サラ・スワイヤー