小津のサイレント映画観る
久しぶりまた観るです
子供の病気と貧しさのクライム
でファミリーの人情ドラマ
そうは言ってもほぼアメリカ映画
でベタ付いたところなく同時期の
本家ギャング映画と比べても遜色
無いかなと思います
治療費無いので強盗働くペンキ屋。
盗みから夜の街の逃亡劇でタクシー
拾って自宅に戻るが、刑事だった運転手
に付けられての夫妻と刑事の室内劇へ。
巧みな切り替えで違った面白さが
二度楽しめる作品です
タイトルにあるようにその夜の妻の
行動から事態は二転三転
サスペンスな密室劇の元祖の一つと
言っても差し支えないかと
沈黙が一つの空気感を作ってる文字
通りのサイレント映画
八雲恵美子はサイレント期のスターの
ようですが小津映画出演三本はどれも
陰な感じですが好きですね
強面だけど人情味ある刑事山本冬郷は
ハリウッドでデビューしてました
笠智衆背中越しでワンカットです