「非常線の女」と双璧をなす傑作サイレントノワール 小津安二郎「その夜の妻」
サイレントだからこそ溢れ出る詩情があるようにサイレントだからこそ溢れ出る緊迫感がありサイレントだからこそ溢れ出るオマージ…
「非常線の女」と並ぶハリウッドダンディズム満点の小津安二郎監督の犯罪アクション映画の傑作。映画の看板描き夫岡田時彦は、ベッドで病に臥せる娘市村美津子の医療費金策の果てにビジネス街で拳銃強盗するが、素…
>>続きを読む初めてサイレント映画見た
90年も前の
なんともいえない緊張感が流れる。
手の動きをゆっくり見せているから?
音がないのに入り乱れる3人の心情がはっきり出てくるのはすごい。
背中が物語るものって…
このレビューはネタバレを含みます
これは最高に面白かった!まさかノアールみたいことをやってるとは全然知らなかったので、驚いた。電話のサスペンスとか、建物自体も洋風で話も洋な感じ。序盤の犯罪シーンの見せ方もキレキレでびびりました。手の…
>>続きを読む私にはまだ早かったかもしれない。
例えるなら、コーヒーや煙草が香るような大人の映画だった。
奥ゆかしい妻が拳銃を手に対峙していたり、刑事は相手に一歩譲って待ったり、落ち着いた駆け引きが印象的だった…
ショットで物語る推進力がハンパない。極力、字幕を排してキャラの心情を画面で語っている。
中でも、主人公宅に押し入った警官の心理描写が凄い。これでもかと小道具を使って、刑事が感情移入してしまう様を行…