福福吉吉

ジェサベルの福福吉吉のレビュー・感想・評価

ジェサベル(2014年製作の映画)
2.5
事故で夫と懐妊していた子を失い、自身も足が不自由になったジェサベルは、父親の暮らす実家に戻る。亡き母の部屋から母からのメッセージが録画されているビデオテープを発見し、喜ぶジェサベルだったが、そのビデオテープを見た父は激怒し、ビデオテープを破壊してしまう。ジェサベルは父の態度を不審に思い、他のビデオテープを隠し、父のいない間にこっそり見ていた。しかし、それを発見した父はそのビデオテープを燃やそうとするが、小屋へガソリンを取りに行った際、父の腕から発火し、小屋ごと父は焼死してしまう。ショックを受けるジェサベルに追い打ちをかけるよう、実家にいる間、不可解な現象に恐怖するようになる。

主人公のジェサベルが不憫すぎる。ストーリーが全てジェサベルにマイナス方向に進んでいて、車椅子が必要な状態なので一人で逃げることもできないし、ジェサベル自身は何も悪いことしてない。ストーリーはずっと暗い感じで進むので観ていて辛かったかな。
ホラーとしてはジェサベルが見る悪夢や幻覚が恐怖の大半なのであるが、それほど怖さはあまり感じなかった。黒い謎の女がジェサベルに襲い掛かるが、得体の知れない恐怖はあってもよくあるパターンのように感じた。
まあ可もなく不可もなしという感じかな。
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