ヴィヴィアン・マイヤーを探してのネタバレレビュー・内容・結末

『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』に投稿されたネタバレ・内容・結末

「死人に口無し」という言葉が身に沁みた作品でした。

彼女の二面性は彼女と接した人間からの周辺情報でしか窺い知ることができません。

20240507

残された大量のネガ。様々な証言から浮かび上がる、ヴィヴィアン・マイヤーの正体。優れた写真家以前に一人の人間であったからこそ、生きた人間を写せる。ゴッホとはまた違うけれど、どういう…

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リー・フリードランダーのようなセルフポートレーを撮り、またダイアン・アーバスのようなストリート・スナップも撮る。そしてゲイリー・ウィノグランドのように大量の未現像フィルムを残したアマチュア写真家のネ…

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心に響く物を制作出来る人は、作品だけでなく、生き方を通じて多くのことを考えさせられる。

写真家のジョエルメイロウィッツさんが、「写真家が被写体を通じて映し出すものは、個々の人間への理解だ」と言って…

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社交性と感性は相入れないものなんだというのがよくわかる。

芸術家とは自分と話をし、自分の世界を作ってゆく。それを共有したいと思う人もいれば、一生胸の内にしまっておく人もいる。

彼女の人生は自分だ…

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She was lonely. Misunderstood.
という元乳子(というのか)の言葉がずしりと...。

自らが才能あるとは知っている
他人からあれこれ言われたり
領域に入られることがとん…

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精神的にビョーキだったとしても、彼女の考え方には理解できるところがあるし、彼女を理解しようとする人がいればよかったのにな。と思った。

私は彼女と一緒に写真を撮ってみたかった。

震えた。

アンリカルティエブレッソンかと思わせる美しい構図と、
待ち構えて収めた一瞬に圧倒され、
10万枚もの写真を残しつつ何一つ公開しない謎に魅かれた。

誰も近寄りたくない人だけど、誰もが美し…

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彼女は息を吸うように写真を撮った

ノンフィクションタッチで、フランス訛りの女性が残した、膨大な写真から人生を紐解く物語
結婚もせず、子供も作らず、変わり者と言われてもなお、写真を撮り続けていた彼女。
その写真は非公開で、誰の目にも触…

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