とんこつたろう

青、そして少しだけピンクのとんこつたろうのレビュー・感想・評価

青、そして少しだけピンク(2013年製作の映画)
4.1
コテコテのゲイ映画としての過激な旨味を持ちながら、ノンケ10代のプラトニックな恋愛模様に胸躍らされたのは予想外の驚き。親戚のオバサン目線で甥っ子の色恋沙汰を見守るような、そんな目線で親しめます。

人は悲しみに目を逸らしがちだけど、そこに触れ合うことで得られる物の尊さも描いてくれて本当によかった。
皮肉なことだけど、人は苦しみを経てしか学べないこともありますからね。