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野火2014年製作の映画)

Fires on the plain

上映日:2015年07月25日

製作国:

上映時間:87分

ジャンル:

あらすじ

「野火」に投稿された感想・評価

(2年前に原作を読んでいます)

77年。
戦場でも無くなり、ただ地獄と化した、南国の地で、生死の境・人間と人間でないものの境界線を何度も跨いで、精神や記憶が崩れ落ちた後、煙のように立ち昇る自身の姿は...

冒頭のカメラワークはいかにも自主制作映画らしいチープさですし、自宅での鑑賞では、適切な音量を見つけられず、台詞の半分くらいは上手く聞き取れなかったので、原作を読んでいない方には、あまりおすすめしません。
ただ、原作を読んでいる僕にとっては、その聞き取り辛さも、本作においては効果的に働いているように思いました。
特にリリー・フランキーが素晴らしい...

僕がこれまでに観た戦争映画の中でも類を見ないくらい悲惨だったので、苦手な方は覚悟してください。
2022/8/14 751作目
第2次世界大戦末期。日本軍の敗北が決定的となったフィリピン・レイテ島で、結核を患った一等兵が野戦病院に行くよう命じられる。やがて病院からも追い出され再入隊も拒否された男は、飢えに追い立てられるように、ジャングルをさまよい始める。

焼け果てた戦禍はホラーとは一線を画す。
戦争の有り様はいつ見ても悍ましいし慣れるようなものではない。これでもかなりデフォルメされているのであろうし。
淡々と剣を振り翳し、肉を啜る永松、直視するに耐えなかった…。
長期休み明け直前に見るモノじゃなかったな気が滅入りすぎてしまった。体がクレヨンしんちゃんを求めている…。
終戦記念日が近いため鑑賞
戦場の生き地獄をリアルに描いた作品。
とてつもない作品だ。
戦争は二度と繰り返してはならない。そんな当たり前をどぎつい描写と芝居でこれでもかと突きつけてくる。これでPG12は信じられない。
日々の食事に改めて感謝しながら生きていきたい。塚本監督やっぱ凄いな…
tairar

tairarの感想・評価

4.3
いい映画でした。
そして、辛く、苦しい映画でした。

かっこいい主人公はいないし、かっこいい戦闘シーンも無い。
ただただ戦争の地獄がリアルにはっきりと描かれています。
だからこそ、圧倒的な緊迫感を与え、強烈な「重み」を伴う映画です。

主演も務めた塚本晋也監督の魂と覚悟を感じました。
南方戦線レイテ島での飢えと戦う兵士の壮絶な物語。グロテスクなシーンもあるが、リアリティーあって良し。

飢え死にと人肉食いの狭間の葛藤を演じた主演の塚本晋也の演技力に圧倒さられた。
平和ボケが出来るならそれに越したことは無い。

原作を読んだけど、映像化されると戦争の悲惨さがよく分かる。
dokky

dokkyの感想・評価

3.0
「極限で、私はどう振るまうだろう。」

まもなく終戦の日、ということで。本を読んだことがあり、たしかこんなストーリーだったよなあ、映像で観てみたいかも、と思い観始めたら、全然違う映画で、「あれ?」と思ったら、私が思ってたの「ビルマの竪琴」でした。勘違いしてた。
でも、「野火」も本を読んだことがあり、あらすじを振り返ると、戦場で人肉を食べるか否か···の話でした。
訳あってお盆休みを自宅で過ごすこととなり、精神状態を保とうと思い、穏やかな気持ちになれそうな戦争映画「ビルマの竪琴」を観るはずが···余計に感情がぐちゃぐちゃ。

主人公のモデルは、作者の大岡昇平本人だろう。もともと軍人を志していたわけではなく、今でいうエリートサラリーマンだったのに、招集で戦地へ。最初、なんて戦争に向いてない兵士だろう、と
思ったけど、そりゃそうだ。
略奪、騙し合い、虐殺に近い殺人、恨み合いなど、正気か?という人間模様が出てきて、いくら戦中とはいえこれはないだろう、私は絶対しない、と、平和な日本の涼しいリビングでコーヒー飲みながらだとそう思うけど、極限の飢餓、脱水、体調不良、怪我、灼熱のなか、私はどこまで正気を保てるのか。どんな心理でどんな言葉を発するのか···
分からんなあ。想像もつかん。
でも、絶対絶対なのは、戦争はいかん、殺し合うのはいかんということ。
rii

riiの感想・評価

3.0
見るのしんどかった。
こんな餓死寸前の極限状況見ちゃったら、お腹空いててもお昼ごはん作れないし食べる気にもなれない。メンタルやられるというかトラウマ級の戦争映画。
テツ

テツの感想・評価

2.0
フィリピンでの日本兵の困窮ぶりが良く分かる。

武器も食料もなく、もはや兵隊ではなく、人喰い人種となってしまった。

極限状態に置かれた、人間の本性が描かれていた。
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