昔、知り合いのおじいさんからこの内容に近い話を聞いたことがある。
晩年になるまで人に話せなかったって言ってた。
帰還して、働く意欲がなくなったとか、寡黙で家庭内で笑うことがなかったとかいう話も聞くけ…
沖縄に行って沖縄戦のことをどどーっと入れて
沖縄の映画を立て続けに見て
苛烈な戦場を目の当たりにしたくなり
再鑑賞。
レイテ島が舞台
日本軍の統率はとっくにとれておらず
肺病の主人公は舞台と病院を…
「日本の加害者に描くと配給されない」そんな事実を明るみにしただけでも今作の存在意義がある。
低予算ながら魅せ方も巧み。語り継ぐべき作品です。
【ストーリー・構成】5.0
【演出・映像美】3.6…
怖い、ただただ怖い。
この映画で映り出されるもの全てが
おぞましく何度も目を背けたくなった。
それだけ異質で異常でおぞましい状況だったんだな。自分たち日本だけでなく世界中がそういった状況だったんだな…
もうちょっと画面の美しさ、撮影の丁寧さにも気使ってくれよとか思うてたけど、今思えばそのバランス感すら演出の一部だったのかも。言葉でだけ聞いてた日本軍の死に様がはっきり可視化されたようでハッとさせられ…
>>続きを読む2025年64本目
スコアをつけるのがちょっとためらわれるぐらい生々しくてえげつない鑑賞体験だった。反戦映画としてはとてつもなく力強いが、ここまでゴア描写がきついとなかなか人に勧めるのは難しい。グ…
まるでドキュメンタリーを観ているかのような作品。作り物感がなく、リアルな戦場の実態を感じさせます。
所々解りにくい場面もありますが、それもリアリティをより高める効果をもたらしている。
実際あったんだ…
生きるか死ぬかの狭間でもう半ば諦めで死を見据えてるのに、本能は生にしがみついてて、極限の中で生き延びてる様が怖い。そこにはもう人間の尊厳が無く、獣のようなゾンビのような。
ジャングルの中で正しい道も…
(c)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER