2023年8月15日横浜シネマジャックアンドベティにて鑑賞。やっと観れた。自分なりの黙祷。上映前に塚本監督からの9年目のメッセージと告知つき。分かりきったことだが戦場はやっぱり地獄だった。敵が誰なの…
>>続きを読むプラス松竹
3年前は冒頭10分くらいで挫折したけど今回はちゃんと向き合った。
戦争映画は史実や個人の経験に基づいて徹底的にリアルを追求し、不快・恐怖で埋め尽くされてないといけないと思う。カッコいい…
自力で戦場を創り、
自力で地獄を創造する。
それ以上でも、以下でもない。
相変わらず感情移入をさせず、傍観ながらも体感させる凄技が炸裂し、映画館でしか味わえない体験を強いられる。
ラストに登場し…
尺が長くなりがちな戦争映画を87分で描き
それなのに、重すぎる程の力がある。その点がまず凄まじい。
冒頭の飢餓かつ病を負った状態で隊の根拠地と野戦病院を往復させられる際の歩き方の芝居が既に恐ろしく、…
生きているのか死んでいるのか、敵なのか味方なのか、妄想なのか現実なのか。映像を見ているだけで疑心暗鬼になる。
暗い画面に浮かぶ、生きた人間の白い目や歯がぎょっとするほど恐ろしい。
ただただ、画面…
KAIJYU THEATER