人狼ゲーム ビーストサイドの辛口くんのネタバレレビュー・内容・結末

始まって数分で異常にブレる画面を見てとんでもないクソ映画の予感を感じ胸が踊りました。

案の定最初のルール説明を加藤諒にダラダラ読ませたり、殲滅という字が読めないで突っかかるシーンがそのまま垂れ流されていたり。

劇中で何人か明らかに噛んでセリフに詰まっている人が居たけどリアリティ重視なのかそのままにされてるのが新鮮で最高に質の低さが目立つ良い演出でした。

最初の1人が建物から出て行こうとして死ぬシーンでは死ぬ所が一切映されないどころか、
生徒たちの袖に血糊を水で薄めた見たいな薄ーーーい血が付いてるのがチープだった。

全編通してクソなのかと思いきや、加藤諒が死んだあたりから結構見どころがある。
遺体にわざと生存者のボタンを握らせて証拠作ったりとか細工が見られたり、一応考察っぽいものが展開される。

ただし、最後は村人側の生存者が勝っても人狼ゲームは終わらないっていう発言をなぜか疑いもせず鵜呑みにしわざと負けに行くという奇行をしだす。
そして主人公は学校を出て歌いながら帰るという何とも言えない終わり方。

最初の数十分演技もカメラワークもセリフもカットもひどすぎて学生が文化祭で作った映画みたいになってるけど1日目に人狼が守護者に殺害阻止された辺りからはそこそこ見れなくはない映画になっている。
ただし面白くはない。