アライ

人狼ゲーム ビーストサイドのアライのレビュー・感想・評価

2.6
演技4点 脚本2点 映像2点
土屋太鳳を眺める映画。

演技:演技は土屋太鳳と森川葵が素晴らしい。他の方々もかなりクオリティの高い演技だった。

脚本:ダサい。土屋太鳳の歌を擦りすぎ。ラストのシーンもダサい。また、前作の人狼は銃を持ってたが今回武器が用意されていないのは、殺しに盛り上がりを作るためなのは分かるが、女2人の人狼で武器は包丁、市民には男性もいる、部屋の外に声は聞こえる、という状況はもう少し練って欲しい。さらに、相方の人狼が最後に、死ぬ覚悟を決めたかと思いきや殺されたくないと逃げるのは、切り替えが早すぎるため、せめてグラデーションが欲しかった。全体的に詰めが甘い。人狼ゲームとしては微妙で、推理ゲームというより揉め事ゲーム。

映像:所々すごいダサい。2階の柵越しから撮ってみたり、人越しに撮る浅いオシャレ感がダサい。特にひどいのは銃で処刑するシーンで、作られたもの感が出過ぎで、不自然さが素人のクオリティだった。あと、全体的に人を殺すシーンを隠しすぎていて、殺される人たちが画角外で死んでいくのが気になった。
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