情愛中毒のKajiのネタバレレビュー・内容・結末

「ラ・マン」のアレンジに思えて評価は低め。

正統派のメロドラマで濡れ場も多かった。
あえて「ラブストーリー」と言いたくなくて。
愛ではなくて恋愛感情と欲の説明つかなさに重心を置いた話。
なんか00年代に「イケメン俳優」に課されたファン欲求がこうも露骨だったのかとゲンナリした。
精悍で陰のある男と抑圧された女が、インモラルで刹那的な恋をする。ハァ〜。古より伝わるもうお腹いっぱい話でした。私にとっては。
明らかにソンスンホンの軍服だけピッタピタでオムテグに謝ってほしい。


ベトナム従軍のPTSDや軍の奥様コミュニティが出てきたりで「おっ」とも思ったのだけど、痛みの描写に軽薄だった。
戦争の傷を物語のエフェクトに使うのは、いただけない。もっと重い。