Nove

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのNoveのレビュー・感想・評価

3.6
同乗していた車が衝突し、妻を喪う。
あまりにも突然の出来事に動揺するが、実は妻のことをよく知らなかったことに気づく。
悲しみと言うよりは、今まで気にかけなかったことによる焦燥感の方が強い。
よく知るためには、中にあるものをよく見ることから始める。
家のものを次々と解体することで、探しものが見つかるのか。
ロマンチックな放題だが、亡き妻の想いと、新しく出逢った彼女との気持ちが、どちらとも言い難い中途半端な関係性を行き来する。
後からいくら後悔しても時間は戻らない。
いつでも、大切な人の話に耳を傾けよう。
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