このレビューはネタバレを含みます
不慮の事故で妻を亡くし心の整理がつかないギレンホールが家具やら時計やら家やらといろんな物をぶっ壊す中で1人の女性とその息子と心通わせる話。再生というよりは脱構築という印象を受けた。機内にて鑑賞。体調悪いときに観たからメンブレ男演じるジェイクギレンホールの怪演がもっと気持ち悪くなったので途中で中断した。寡婦とか孤児という言葉は存在するのに子供を亡くした親を指す言葉はないってセリフが悲しさの絶頂で、それ以外は心が救われるわけでもなくそんなに感動するものでもなかった。ここまで心が晴れない悲劇もハリウッド映画にしたら珍しいなと思ったら監督はダラスバイヤーズクラブやWildのフランス人か。最後はファイトクラブみたいなオチだった。英語で見たから楽しめなかったのかな?とも思うけど字幕版をわざわざ観に行きたくなるようなものでもなかった。