空気が読めないどストレート発言連発の女の子と、バイク事故で全身不随になってしまった青年実業家とのロマンティックコメディ…だけではありません、実は。
ジョジョモイーズの恋愛小説「me before you きみと選んだ明日」を映画化。
おそらく恋愛映画としてだけならありがちなので、そこまで評価されなかったと思います。評価された点は、
・自殺幇助・安楽死をテーマに掲げている
・シーンが切り替わるごとにオシャレな服を次々と着こなしているルイーザ
など、恋愛映画をピシッと引き締める要素が各所にあったからだと思います。
でも、「ゲームオブスローンズ」のエミリア・クラークはとても破天荒で嘘偽りなく、ズケズケ物を言う性格が見ていてとても気持ちよかったです。
かたや「ハンガーゲーム」のサム・クラフリンはイケメン御曹司と、セオリーは揃っています。
介護をしていくにあたって、本当に成長したのはどちらか？
介護されていたのはもしかして、ルーの方では？と勘ぐるような絶妙なバランスでした。
遠い目をしたウィルが物語っていたものは何か。
自分は、この映画はハッピーエンドだと思います。
もちろん賛否両論を起こしたラストですが…実際は本人の立場になってみないとわからないですからね。
自分もウィルと同様に、ルーに可能性を感じました。
持ってる女の子って一味違いますね。
