重~いテーマは苦手だから見ないという人には、そのことを伏せてこの作品をおススメしましょう(笑)。こういうアプローチもあるんだ!と感心した良作。
*
主人公が、眉毛がすぐに八の字になってしまうなんだかマンガチックな明るい女の子(=エミリア・クラーク)というコメディなのに、上流階級のハンサムボーイが相手でまるで現代のシンデレラのように進むラブストーリーなのに、エンディングもとてもさわやかなハッピーエンド風なのに・・・、思い返すとそのとても重いテーマが心に残るにちがいないっていう作品。
*
そのラストに関してはいろんな意見があり得るわけで(特に恋人の彼の行動に対して。たぶん一般的な正解があるはずもない問題だから・・・)、ただわたし的に言えることは、この映画の夢のようなエンディングになることはほぼないから、もうちょっと現実に即したシチュエーションを想像した方がよいのでは?・・・ということぐらい。
*
でも関心を持つことは良いことですから、できればその次に進んでいければと・・・