普段こんな恋愛感丸出しのパッケージ、タイトルの作品は絶対見ないんだけど、コロナテンションでなんとなく見たら、まぁ〜〜〜めちゃくちゃ良い映画だった....
見ようと思ったのはもう一つ理由があって、俺の大好きなGOTのドラゴンの母エミリア・クラーク、
ラニスター家当主のチャールズ・ダンスが出演していたので秒で見ました。
あらすじは地位や名誉、ルックス、資産、能力など何もかも手に入れた完璧な男が、
事故により全身不随になってしまい、絶望の毎日を送ることになる。
そんな中、彼のホームヘルパーとして主人公のクラークが選ばれた。
ウィルの絶望が、非常に想像しやすい。だから感情移入もしやすい。
僕でさえ、理不尽な事故で突然全身付随になったら過去を憂い、暗闇しかない未来に絶望する。
ましてやウィルみたいな超絶エリートのリア充があんな状況になったら、その絶望レベルは尋常じゃないだろう。
自分を羨望の眼差しで見ていた周りの人間が、哀れみの目線に変わっているという現状も更に追い討ちをかける。
外へ出ることを極端に嫌うのも当たり前だ。
だから、競馬のシーンとか結婚式のシーンは見ていてキツかった。
冒頭のウィルは、人格破綻ともいえる人間だったが、
ルーとの出会いがきっかけで徐々に変わっていく。
描き方が丁寧なので過程がわかりやすい。
ちなみにルーの彼氏役はハリポタのネビルでお馴染みのマシュールイス。
彼は死ぬほどアクティブなスポーツマンで、常に動き回っている実業家。
10kmを29分で完走する化け物。
全身が動かないウィルとのわかりやすい対比としても描かれている。
お金で買えない価値がある、思い出のプレゼント。
女の子へのプレゼントシーンは印象的だったなぁ〜〜参考になりました….
ーーーーーーーーネタバレーーーーーーーーー
ラストはまさかの展開だったが、美しい終わり方で文句なしだった….
ウィルはきっと笑顔で去る事が出来たのだろう…
それだけでも、ルーがやってきた事は無駄じゃなかった。
とにかく、暖かい映画でした。
ラブストーリーも捨てたもんじゃねーな。