すごろく五六

デス・スパイダーのすごろく五六のレビュー・感想・評価

デス・スパイダー(2009年製作の映画)
3.0
捕らえた者を拷問し、被害者をまるで蜘蛛のように飾り付ける猟奇殺人鬼・スパイダー。
奴を精神科医・リーマンは、スパイダーの罠に嵌り、多くの犠牲者を出して捜査から引退する。
精神科医となったリーマンは、交通事故で搬送された記憶喪失の青年・マシューの治療を始めるが、ひょんな事からマシューはスパイダーの事件資料を見てしまい、彼がスパイダーの犠牲者で、数少ない生存者である事を知り、そして、拷問の末に、彼は不思議な力を手に入れていた。
果たして、マシューは仇であるスパイダーに辿り着けるのか……!!


不気味なパッケージだけで借りたけど、予想以上の出来でかなり楽しめた!!
冒頭の猟奇的な表現がなかなかに凄く、終盤の廃工場の猟奇シーンもなかなかに不気味。
パッケージに出てくる不気味な姿は冒頭にしか出てこないし、猟奇度も薄くグロも流血も少ないので「猟奇的なミステリー興味あるけど、グロはちょっと……」みたいな方も観れるんじゃないかな。

前半はのんべんだらりの冗長な感じだが、中盤から二転三転し、終盤では予想の斜め上に転がってゆく!!
賛否両論ありそうな展開だけど、個人的にはなかなか面白かったし、最後まで楽しかったのでOKです。

一撃必殺系の映画なので、見るなら予告やあらすじなしで観た方が良いかも。
ギャンブル依存症のニックがお気に入り。
ニック、可愛い、ニック。
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