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カリートの道のYのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
5.0
スカーフェイスと同じくパチーノ×デ・パルマ作品なのでもっとハードボイルド系だと思ってたけど、かなり心穏やかに観れる作品で意外だった。(ポスターもめちゃくちゃ暗いし!!笑)
なんかもう、アル・パチーノの存在感をこれでもかと感じさせられるカリート様。
かっこよすぎる。
そしてゲイルとのピュアな恋愛もギャップ萌えで。

ショーン・ペンはひょっとしたらウディ・アレンを真似てるの?て思うくらいウディみ溢れる怪しげなユダヤ人で、やっぱり演技上手いなと改めて感じさせられました。
ホームタウンのこの街(ニューヨーク)にいるといつまでたってもこの悪の蟻地獄から抜け出せないという対比として、女神のようなダンサーのゲイル×パラダイス(バハマ)が描かれていてがなんともそれが深くてよかった。
ナレーションが入るとダサくなりがちなのに、
カリートの悟りました みたいなナレーションがより深みを増す。

本当にハマり役だと思います。
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