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カリートの道のlaszloのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
3.0
1993年 アメリカ
“WOWOWのブライアンデパルマ監督特集“

敏腕弁護士のお陰で早期に出所した麻薬王 カタギになってバハマでレンタカー屋をやろうと夢を見る 任されたクラブは順調で昔の恋人ともよりを戻し カタギの人生に向かって資金も順調に貯まっていく だけど昔の仲間はクズばかり しかも1番信頼していた人間に裏切られ元の世界に引き戻されてしまう
直前に観たスカーフェイスより人間的なアルパチーノも中々魅力的です
最後の銃撃シーンの地下鉄グランドセントラル駅はアンタッチャブルでも使われていました
監督はこの駅に何か特別な思い入れがあるのかもしれません

いったん悪の世界にハマったら一生抜けられないと言うことでしょう
現代社会でも良くあることです 本人がいくら改心しても周りが放っておきません
だからこそ芸能人でもスポーツ選手でも薬物などに手を出して1度道を踏み外しても再び輝きを取り戻す人の精神力には頭が下がります
(もちろん薬物をやってはいけないのは当然のことですしその影響力の大きさから有名人の復帰は一切認めないという意見があるのも分かっていますまた薬物使用の上で他人に危害や損害を与えるなどは言語道断です)
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