ストーンロック

カリートの道のストーンロックのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
3.9
 逃げれば逃げるほど裏社会は絡みついてくる。パチーノ演じるチャーリーは足を洗うと言っていても昔のプライドで出たての売人と自分は格が違うところを見せたい。それが結局命取りに。ショーンペンはさすがの芸、私生活は問題あっても役者としては一流だ。小物弁護士を好演。どうしようもなく小物。
最後の追いかけっこはドキドキの連続。
冒頭でラストを匂わせなきゃもっとドキドキしたかも。
 パチーノはギャングやらせたら最高。特に今作はユーモアと少しのモラルもあって好きな役柄。
 でもやっぱり、幸せには遠い。これは変わらない。