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カリートの道のnagarebosiのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
4.2
けっこう良い映画ですよねえ、これ。
デパルマの作品中一番良く出来てるんじゃないですかね。
アルパチーノの枯れた感じだけど、まだオレやれるぜって感じなんか憧れますよ。
ショーンペンがどうしようもないダメ人間で、最初、えっ、あのショーンペン?って思ったぐらい驚いたし上手かった。たまにいるんだよねえ、こういう奴、っていう納得させるだけの上手さ。
ストーリーも流石デヴィッドコープ(ケップ?)の脚本だけあって上手いし巧みだし。
でも正直、デパルマらしさは大分抑えてる、というかあまり前面には押し出してないんですよ。細かく見れば、あっ、そこに、とか、おっ、ここにも、てサインみたいにあるんですけど以前よりかは抑え気味なのが個人的には、ちと物足りないかなと。
でも良い映画なんです、好きなんですよ。