続編を破壊せよ。
2014年公開映画『ダイバージェント』の続編。
絶対に面白くなる展開に持っていけるはずなのに、全く面白くない。
原因は色々あるが、主人公を始め出てくるやつが大抵バカってのが致命的。
何をもってその行動をするのかっていうのが一切理解できず、観ててイライラする。
やっとアクションってなっても、結局トレーニングだから凄さは一切ない。
そもそもこのトレーニングをする理由が、何個あっても足りないくらいめっちゃ陳腐な箱を開けるためなのだが。
開けるためにダイバージェントが必要って時点で、だいたい中身想像できるし。
誰でも結末が読める。
前作はまだ起承転結の「起」だったから、面白くないのは許せる範疇だったが、その続編としてここまで盛り上がらないのは非常に残念。
面白くなる要素はあるはずなのに、何一つ活かせなかった結果、陳腐な箱を巡る空想物語になってしまった。
完結していないから続編は確実にあるのだろうが、このまま観続けるのはなんとも恐ろしい。
