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さまよう小指のkazzのレビュー・感想・評価

さまよう小指(2014年製作の映画)
1.0
クローンが当たり前の世界のようでそうでない。クローンを作った場合のロジックが劇中内で破綻。
科学考証を排するならアナロジーとしてテーマを具現化すべきだと思うが、クローンである必然性や人物の関係性さえも実在感を完全に配している為、アナロジーとしても成立していない。つまり、やりたいことは表面的なルックでしかなく、映画的に人間の普遍性を描くことに微塵の興味も感じない。
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