短文感想 72点
ジャケットからして前から気になっていた作品。主人公は過去に両親を殺されて、服役している犯人を殺すということだけのために生きていました。驚くことに、物語の冒頭でそれは遂行できてしまうのですが、その後からが今作のメインとなってきます。てっきり、ラストまでその犯人を殺すというミッションを描いていくのかと思っていましたからある意味斬新です。とはいえ、いくら両親が殺されたからとはいえ、復讐はやはり虚しいものであります。復讐の連鎖が、大事な人にまで影響していくと締まらないでしょう。復讐をするという映画はたくさんありますが、復讐を遂行したらこうなりますよ、ということを伝えてくれてる映画と感じました。
