この主人公の行動、賛否両論。
個人的にはだめだめだけど、誠実
であろうとしたところは素敵だななんて思った。
キャリア、家族もなげうってのとある決断は自己犠牲として本人は誠意のつもりなのだろう。
でも、彼くらいの年になれば誠意さえあればいいという話ではない。自分勝手な決断でもありまわりの人々の生活を、くるわせてしまう。
最も悪い状態になったようにさえ見える‥
40代なかばの仕事もできて、家族との関係も良さそうないわゆるいい男風の主人公がこの状態でどんな決断をして、どんな言葉をはっするか。
部下をうまくコントロールしたり、上司にかみついたり、女性をなだめたり、息子に優しく愛を伝えたり‥さまざまな顔を見せる。
その感じが面白い。
トムハーディの演技が良い。
立派な男風だったり、誠実そうだったり、それがだんだんと醸し出す疲労感、下がりだす眉とか。
男の生き様について、なんだか考える面白いテーマの映画でした。
