「ひたすら車で走るトム・ハーディ」2部作の完結編｡ 前作「砂漠編」ではあまり台詞がなかった鬱憤を晴らすかのように､今作「ハイウェイ編」では文字通り一人で喋り倒します｡
どうにもこうにも不器用で実直で仕事では有能なアイヴァンが巻き込まれていくノワール物であり､密室劇｡
出演も声以外はトム・ハーディひとりという地味な話なんだけど､全てのきっかけを含め､芋づる式に様々なトラブルが襲いかかってきて飽きさせない｡
「最終的には事故るのかな」とか「直接話して確認しなくていいのか」とか思ってる内に90分があっという間に終わります｡
全く境遇は違うけど､感情移入バリバリであった｡
