同い年

ロスト・エモーションの同い年のレビュー・感想・評価

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)
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時間が経ってじわじわよくなってくる映画だな。『月に囚われた男』と同じくらいお気に入りのSF映画かも。余白がいいね。

キービジュアルで損してるのが悔しい。もっと建築美映画であることを前面に押し出してよ。
日本で撮影されたからロケ地巡りしようと思う。長岡造形大とMOAは行ったことあったから、あれ?ってなれて嬉しかった。淡路夢舞台は絶対行く。

「近未来の管理社会といえば白」って全人類共通の共感覚なのかな。明るくも貧しい色だよな(白って200色あんねんの話は今してない)。

「感情のない」を生身の俳優が演じる実写映画って媒体で表現するのがそもそも限界あるんじゃない?って思った。映画の序盤、まだ感情が芽生えはじめの主人公が、退勤後ただ部屋でぼーっとしてるのは、たしかに「感情のない」表現なのかも...ってウケた。

主人公と同様に、クリステンの表情に釘付けになる。
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